1996. 4.03ダウン症児の健康『歯科医から一言』総集編・追補版 |
はじめに今のショックから立ち直るには、勇気をもって現実をまっすぐに見据える事です。ダウン症とはどんな病気か?どんな発達をしていくのか?どんな間題があるのか?などについての正しい知識を得る事が大切でしょう。それと同時に、ご両親より以前に同じ経験をしたたくさんのお父さん お母さんが、親同志の交流の中で、どのように慰め合い 助け合いながち、新しい生きがいへと目覚めていったかをお知りになる事も大切です。ダウン症児の心身の発達は、普通の子供にもまして、お母さんの心の状態を反映すると言われています。お母さんの立ち直りが早ければ早いほど、赤ちゃんの発進を助ける事ができるのです。
今のご両親よりもっと前にダウン症児を持った私達の経験を通して、お役に立つ事があれば、いつでも お手伝いいたします。わからない事があれぱ、一緒に考えていきましょう。
口腔の機能にはどんなものかあるでしょう?「食べる」「話す」「息をする」「顔の表情を作る」「力を出す時噛みしめる」そのほかにもいろいろな働きをします。その中で歯医者が関わるのは主に食べる機能についてです。歯科ではその食べる機能を発達、維持するために歯だけでは無く、顎の関節や口腔諸筋などもその対象としています。
このパンフレットでは噛む(食べる)機能の発達とその機能訓練のさわり、食べる機能を支える歯と歯ぐきの健康保持、実際の歯科での冶療について述べようと思います。
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